映画 フロリダ・プロジェクト 魔法の言葉
アマゾンプライムビデオ
取ってつけたようなディズニー要素★
こどものしつけ0
パッケージサギ?★★
序盤からこどもたちの行動と口の悪さにひく。
とにかく自由と迷惑を履き違えた人たちが出てくる。
モーテル管理人のオジサンも支配人と利用者の板挟みになって大変そう。
夢の国と安モーテルの対比が描かれる内容かと思いきや、夢の国はほとんど描かれない。
単にアメリカのモーテル(ウィークリーマンション的な)
を利用する客と管理人の数日。
タイトルとパッケージとは内容があまりにもかけ離れていると思った。
管理人の男が主役になったり、口の悪い女の子になったり、その母親になったりと、とにかく視点が移り変わるのでブレる。
だったら主役は特に決めずモーテルに来るお客たちと管理人の群像劇スタイルで、アメリカの現実を映し出せば良いと思った。
もしくは幼いこどもと母親だけの話にするとか。
それでも地区や人種にもよるのかもしれないが、こどもだけで外で工夫して遊んでいる姿が、
誘拐や何やらでガチガチに描かれる現代の不健全なアメリカ像と違って、かえって健全に見えた。
編集次第ではもっと面白く出来そうな気もする惜しい作品。
映画 帰ってきたヒトラー
アマゾンプライムビデオ
コメディとしての面白さ★★
ヒトラーの再現度★★
ドイツ国民の生の声(?)★★
現代ドイツ。
何故かあのヒトラーがタイムスリップ?復活?で現代に現れる。
あまりスクープが撮れないカメラマンが偶然カメラを回していたら、子どもたちの後ろの方でヒトラーの出現を撮影していた。
ヒトラーは近くのキオスクに出向く。
キオスクの主人にヒトラーのコスプレをするなと注意されるが、「私は本物のアドルフヒトラーだ」と気にしない。
しまいにはキオスクに寝泊まりさせてもらう。
キオスクの新聞を読み、現代の政治の無能っぷりに呆れる。
そこへヒトラーを撮影していたカメラマンが探しに来る。
もちろん本物だとは思っていない。
今どきヒトラーのモノマネをする勇敢さに動かされ、街の広場に出て市民と触れ合うヒトラーを撮影し続ける。
その内SNSでも噂になり、カメラマンのコネでテレビに出たりするのだが。。。
イギリスのドラマ「ニュー・トリックス」もそうだが、犬を雑に扱うのがいただけない。
作品はまあまあ面白いけど。
- 発売日: 2017/12/22
- メディア: Blu-ray
- 作者:ティムール・ヴェルメシュ
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: Kindle版
映画 ブルマン大学 俺たち、もっこりフットボーラー ~サッドランドへようこそ~
エロ少なめ★
おバカ少なめ★
とにかくタイトルが長い★★
アレックス・モラン役の剃り込みのエグさ★★★
ドラマ ブルマン大学の映画版。
優秀なディフェンスであり、一番のおバカ選手タッドがついにプロに多額な金額でドラフト指名されて、卒業した後の話。
(ドラマと違いサッドと表示されている)
主人公のアレックス・モランの剃り込みに注目。
(たったの4年でここまで上がるか。)
タッドがいないブルマン大学アメフト部は一気に成績不振で、あのコーチの解任もテレビで噂されている。
大学スポーツが恐らくローカルニュースになってる。
さすがアメリカ!
(日本で甲子園の名監督と呼ばれる人でさえ、ローカル番組でそこまで特集されないだろう。多分。)
そこへ現れた新学部長。
「ゴートハウス」と呼ばれる例の部室兼寮を売っぱらいたいらしい。
それを阻止したいアレックス・モラン。
だったら競売に参加して買い取るしかないのだが、もちろんそんな大金はなく。。。
色々ネタバレになるので言えないが、
ともかくあのエンディングはどうか。
スポーツ選手の光と影とは言え、なんとも言えなくなった。