エキストラ extras
ドラマ エキストラ extras 2004
2シーズン
皮肉★★
一言多い★★
ゲストが豪華★★★★
いつかは主役を演じたい、パッとしない外見のエキストラの中年男性と女性の話。基本的にドラマや映画の撮影の待ち時間中に話が進む。
ビートルズのポール・マッカートニーを小太りにした感じの男と一瞬いい女に見える女。
二人とも悪気はないが、病気の子どもや黒人等に本音を言ってしまう。全てに対して言う。そのせいでいろいろとぶち壊してしまう。
劇中劇もそんなところ。
ゲイとか日本人と中国人の違いだとかユダヤとかいろいろ。
日本のテレビと違ってコンプライアンスを気にしないのが売りなのだと思う。
差別ではなく本音なのだろう。
自分の気持ちに嘘をついて黙っているより、たとえ相手を傷つけようとも思っている事をハッキリと言うのは、海外の映画やドラマでは多い気がする。
とはいえ超能力ドラマ『ミスフィッツ』といい、イギリスは常に悪口を言ってないと死んでしまう呪いにかかってるのかもしれない。
正直序盤は退屈かも。
女性は意外にもモテる。
大物&一部日本人には馴染みのない司会者?やらがゲスト出演する。
デビッド・ボウイも歌う。
意外にも男はどんどん売れだしてしまい、そんな男を他のエキストラたちが憧れと嫉妬の目で眺める。
同業者なんて結局はライバルであって、それが夢を売る仕事でも例外ではないのが少し見てて悲しかった。
ついには売れない役者同士の男女の仲も蔑ろにしだす男、
でも売れれば付き合いも変わるし仕方ない気もするよな、と売れたことのない自分が思った。
まあ見ても見なくても。